Q.治安面での心配はない?
A.私たちがキャンプをしてきたカトマンズ盆地は外務省の危険度では「十分注意してください」(14年11月28日)とあり、これは同省が発令する危険情報では最低レベルです。外務省の情報で万が一、危険と判断した場合にはキャンプ中止もありえます。でも、昨年、そして今年の下見でもそういった危険な目に遭うことはありませんでした。強いて言うならデコボコ道を走る車で、車酔いが絶望的だったことぐらいでしょう。笑
Q.かかる費用はいくらぐらい?
A.全部で渡航費からワーク費などは約11万円程度です。都市にいるときにお土産など買いたいなどの場合はそのお金を含めても、12-13万もあれば十分です。詳しくいうと、
その時のレートによって、金額が前後するので切実に円高になってほしい。
- 航空券代 約55000円(往復)
- ワーク費(村への移動費、都市の宿泊費含む)32000ルピー(≒35000円)
- ビザ代 40ドル
- 食事代 1日約1000ルピー(≒1000円前後)
その時のレートによって、金額が前後するので切実に円高になってほしい。
Q.自分で準備するものってある?
A.
- カバンは60ℓ・70ℓのバックパックが便利だと思います。(バックパックなんて持ってない!買うのもなんかな...どうしよ!て人、先輩たちが貸してくれます。安心してください)スーツケースはおすすめしません。
- それから、学校に寝泊まりするため、寝袋が必須になります。(こちらも貸していただけます)
- 服装は汚れてもかまわないものがいいでしょう。
- 薬はネパールでも手に入りますが、飲みなれたものがあればいいでしょう。
- 長袖(夏とはいえ朝晩が冷える!パーカー・ウィンドブレーカーが◎)、長ズボン
- 洗濯洗剤
- ポケットティッシュorトイレットペーパー(ネパールのトイレには紙がないよ!)などです。
Q.TOEICが400点台です。言葉の壁は?
A.外国である以上、壁は存在しますが大丈夫です。ネパールではネパール語を使いますが、英語が通じます。農村部に行くと教育水準の関係から英語が通じない人もいます。ガンガンネパール語を使って日本語を教えてあげましょう。また、日本語が話せるネパール人スタッフも一緒にいくので、コミュニケーションは問題ないと思います。
Q.食事は?虫とか食べたりしませんよね?
A.虫は食べません。村にいるときは、筋田さんと協力しながらJANメンバーで自炊をします。都市には、ネパール料理、中華料理、そして意外にも日本食料理屋さんがあるので、私たちはいつも日本食7:ネパール料理3くらいで食べています。
Q.インド行ってから合流してもいいですか?
A.もちろん大丈夫です。多くのメンバーは一緒に飛行機でネパール入りしますが、旅の前後、もしくは途中でワークに参加する人もいます。インドやチベットはもちろんのこと、過去にははウズベキスタンからネパール入りした人もいました。ただ、その旅行に関しては個人の責任において行ってください。
Q.彼女がものすごい寂しがり屋です。現地では日本と連絡が取れますか?
A.彼女がどの程度寂しがり屋なのかにもよりますが、首都のカトマンズには多くのWifiのあるカフェが散在しているので問題ないです。ネットカフェもあり、Webカメラを搭載したところもあるので、カメラ付きのチャットをしたら彼女も安心するかもしれません。ただし、遅いです。電話も使えます。Waseda-netなどは環境によって使えなかったりするので、Yahoo!メールやHotmailのようなメールアドレスを一つ持っておくと便利です。過去には、ネパールのネットカフェで科目登録をした猛者もいました。彼女に関しては、道具はそろっているので、あとはあなたの愛でカバーしていただくことになります。郵便に関してはたぶんあなたの方が先に日本に着くと思います。もしくは、着かない場合もあります。
Q.風呂とかシャワーとかって、どうなってるの?
A.カトマンズでホテルに滞在しているときであれば、毎日使えます。が、村でキャンプをしている間は我慢していただくことになる可能性が高いです。シャンプーや洗顔はできます。こんな時の救世主は汗ふきシート!これ便利。でも、このキャンプを通じて気づいたことが一つだけあります。臭いというものは相対的なものなんですね。自分が汚れていても、周りも汚れていればあまり気にならないことがわかりました。洗濯は問題なくできます。
Q.もしやってしまったらシバかれてしまうようなタブーってありますか?
A.寛容というか、あまり細かいことにこだわらない人たちなので、そこまでどぎついタブーは存在しません。強いていうなら、左手で握手したり、子どもをなでたりしないことです。左手は不浄の手とされます。左利きの人は苦しんでましたね。同様の理由で、口につけたものは他人に渡したりしないでください。ペットボトルの回し飲みなども気をつけてください。一度口にしたものは「ケガレ」とされます。もし間違ってやってしまっても、きちんと謝れば許してくれるでしょう。その他、宗教上の理由からベジタリアンの人がいたり、酒を飲まない人がいたりします。その中で必要なのは、宗教や文化うんぬんよりも、人間としてのマナーの問題だと思います。
その他の質問はnepal.jan05@gmail.comまで!何でも聞いてください(^^)