という訳で、下の続きです。今回の下見は僕とスンダルが三月の1日~10日で行ってきました。まわったのは五か所で全て学校でした。一人あたりの費用はメンバーが15人の場合を想定。Aは資材購入などワーク費、Bは移動飲食に使う費用。()内は(男/女)。
・アサプリ(一日目)
1、バス一時間+徒歩一時間
2、薬局が存在しないが近くに大きい街(ボニパ)があり、そこまでいけば病院がある
3、校舎の屋根をセメントでつくる+階段(1階~2階)をつくる
4、Janが60万Rs出せば後は出すらしい
5、13日間でAが70万Rs、Bが10万Rs。一人約五万円
6、生徒(47/82)4~13歳、先生8、9人。校庭は狭いが近くに大きな広場あり。
7、昨年も候補地として名前が挙がっていた場所。村の中央に川が流れているため村の入り口から学校まで資材を運ぶことになる。人手が必要。既存の校舎を一度解体し、基礎作りをしてからJanがキャンプという流れなので早めに連絡してくれとのこと。
・アラポット(二日目)
1、バスで一時間半
2、水道が朝夜の三時間ずつしか出ない
3、校舎の周りに柵を作る+図書館を作る(本格的なレンガ造りではなく簡易小屋)
4、5万Rs+マンパワー
5、13日間でAが柵35万Rs+図書館15万Rs、Bが15万Rs。一人五万円強
6、生徒(130/100)3~17歳。先生は16人。校庭はとても広いが、宿泊時の雨漏りが心配
7、珍しく政府による学校ではなく、地域の若者たちによって運営されており、土地が村人からのレンタル。レンタルの期限があと4年であり、その時点で上手くいっていないと政府のものになってしまうらしい。その場合、学校として機能しなくなるので最悪の場合キャンプ自体が無駄になる。また、コミュニティ代表者との打ち合わせで「そっちはいくら出せるの?」と質問した際、「えっ、こっちも出すの?」みたいな顔で動揺したため意識は低いと思われる。
・バルアVDC(三日目)※カンタは病欠のためスンダルの情報を基に記載
1、バス一時間+徒歩2,30分
2、病院が徒歩10分、店・薬局が徒歩20分
3、柵作り
4、5万ルピー
5、12,3日間でAが柵60万Rs、Bが15万Rs、一人五万円弱
6、生徒(50/100)3~18歳、先生は8人。校庭は広い。
7、おそらくアサプリ同様この土地も昨年の候補地に含まれていた。山の上にある学校である。スンダル曰く校長は美人らしいが、緊急性が感じられないのと援助慣れが見えるとのこと。
・ドゥバコット(四日目)
1、バス一時間+徒歩20分
2、環境は整っている。また近くに医大らしきものもあった。コミュニティの代表者が家に泊めてくれるかもしれない。その場合2009年のような超快適ライフである。
3、防壁作り
4、7.5万ルピー
5、12日間でAが30万Rs、Bが10~15万Rs。一人四万円くらい
6、生徒(36/50)3~10歳。先生は6人。校庭は運動会がギリギリできる程度。
7、38年前に創立された。生徒の層は低く、家の手伝いをしなければならない子もいる。校舎が砂地の丘の上にあるため、雨が降ると土地が傾き校舎が流れる恐れがある。他とは違い、Janにのみ依頼を出している。校舎の近くの寺院は見晴らしがよくヒマラヤがよく見えた。
※MTGで出た「防壁で本当に問題が解決するのか?」という指摘に関しては現在、問い合わせているところなので返答が来次第、報告します。
・ポーノティ(五日目)
1、バス一時間半
2、学校から店まで約1キロ
3、教室の壁にコンクリを塗る+屋上に多目的室を作る
4、5万Rs。畑仕事があるためマンパワーは出せない
5、12日間でAが壁20万Rs+多目的室50万Rs、Bが15万Rs。一人約五万円。
6、生徒(121/139)3~16歳。先生は12人。校庭はかなり狭い
7、一面畑の土地に突然学校がある。周辺地域に500もの学校があり、「政府は弱い所から援助しているためここには来ない」ということなので、地域の中ではそんなに困っている訳ではない。また、壁の塗装と部屋作りの両方はできないと言ったら、多目的室を優先してほしいと頼まれた。恐らく運動会はできない。
とりあえずこんなところです。以上の五つから自分が行きたいと思った候補地を二か所、順位をつけて僕にメールして下さい。締め切りは5月8日までです。結果は集計して後日記載します。場所が決まり次第日程やサブプロの準備にも入りたいので早めに決めちゃいましょう!
(カンタ)
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